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メディカルクラーク2級を受験。試験の様子は?
数ある医療事務検定の中で、私が受験したのは「医療事務技能審査試験2級」です。
そして合格により手にしたのが「メディカルクラーク2級」の称号です。
余談ですがメディカルクラークは1級もあります。必要な受験資格があるので、1級を目指す方は調べてみてください。
ちなみに、医療機関で働く際1級と、2級の所持で働き方に差が出ることは、まずほとんどないと私の経験上思います。
なので、1級を所持している方はほんのわずかです。メディカルクラークを持っているほとんどの方は2級で職務に従事しています。
テストは持ち込み可〜あやふやな暗記より、正確に調べて解答しよう
さて、この医療事務技能審査試験は学生の頃の試験とは違い、持ち込みOK(一部問題では持ち込み不可)です。
なので、暗記をする必要がありません。必要がないというよりもむしろ、あやふやに暗記して間違うより、調べて正確に回答できる方がベストなのです。
合格するためには、とにかく資料を整理すること。
教科書にルビをつけたりして、できるだけ早く回答を探せることが試験攻略のポイントです。
試験でよく出るポイントなどは先生が教えてくれることが多いので、それをまとめた資料を自分なりに作っておくのも攻略の1つの方法だと思います。
ここで、ちょっと医療現場で働いていることを想像してみてください。
患者様が受けた医療行為に対し、私たち医療事務が診療報酬算定基準を基に計算していきます。現在ではほとんどの医療機関でコンピューターが使われているので、手書きで計算をすることはまずまれです。
でも、その患者様が本日受けた医療行為全部に対して、全部計算して合計が出せる訳ではないのです。
特に大きな総合病院で勤務している場合、患者様の検査は多岐に渡ります。
例えば、@の検査は算定できるけれど、@を算定するとAは算定不可。なんてこともあります。もちろんコンピューターがそういうのをはじき出してくれる場合もありますが、自分で通称「解釈」と呼ばれている本から項目を探して、何を優先して算定するのか判断しなくてはいけない時も多々あります。
このような時に勝手に自分で判断してしまうと、患者様や病院に対し損害を与えてしまうことになるのです。医療事務は、その病院の経営の収支に関わる大切な立場の仕事です。
とにかく自分で調べて、正確に回答を導き出す。この力が現場ではとても大切なことです。
「あやふやな暗記より、正確に調べる!」これを忘れずに試験に臨むことが大切だと私は思います。